終わらせるタイミングは始めるタイミングより大事。

大好きだった、そして憧れだった「こち亀」の連載が終了してしまいます。

破天荒っぷりにすごく憧れていた「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の両津勘吉。

「連載40周年記念完全描きおろし巨大絵巻物奉納式」で突然の発表でした。

17日発売の週刊少年ジャンプで最終回となり、単行本も200巻が最終巻となるというニュースに驚きました。

 

その記事の中で、作者の秋本治氏のコメントがかっこ良すぎて鳥肌ものです。

「終わっちゃうのは悲しいがおめでたいこと。200巻で区切り。この機会を逃すと中途半端になる。おめでたい時に終わるのが一番かな」。「このおめでたい日に自分の口で発表したかった」(Yahoo!ニュースより)

ただ闇雲に継続するのではなくて、区切りを意識して、しかも読者のことを本気で真剣に考えてるのだな、という印象を真っ先に受けましたね。

 

 

親も教師も見放したこいつらを一体誰が目を覚まさせるんだ!!

この名言が両津勘吉のことばとは信じがたいですが、アニメの中で出てくる正真正銘の両津勘吉の名言です。

「目を覚ます」という意味合いは、もちろん今回で言うと眠りから覚めるという意味ではありません。

大辞林によると次のような意味合いもあるんです。

 

①“迷いや誤りを自覚し、本来あるべき状態になる”

②“抑えられていた感情などが、何かがきっかけに動き始める”

 

何かに行き詰まったときに、私はいつもこの2つのことを意識するようにしています。

人間なので迷いとか誤りってありますから、そのときにどのように自分の立ち位置を確定させるかって、もの凄く重要な反面、もの凄く難しいことだと思います。

 

 

不安とかモヤモヤ感で八方ふさがりになっている状態は、非常に思考能力が低下していることに気がついたのは4年前でした。

高校で教師として務めていたとき、朝の7時前には出勤して夜は11時30分過ぎの終電で帰る毎日を過ごしていました。

休みは基本、日曜日のみで学校説明会などのイベントがあるときはもちろん出勤です。ほぼ休みのない状態で数ヶ月過ごすなんてこともありました。

 

前の職場のうんぬんは正直どうでもよくて、自分自身がこの環境から脱却しなきゃ何も変わらないな!と確信して思い切って飛び出しました。

自分ながら、終わらせ時、つまり辞め時はベストだっとと思っています。

「この状況から脱却したい!」と懇願して2年後に実行したので、突発的に退職したわけではありません。

 

まさに秋本治氏の「この機会を逃すと中途半端になる。おめでたい時に終わるのが一番かな」とマッチしていました。

高校3年生の担任だったこと、この環境から脱却した自分の将来像が明確に見えたことなど、タイミングは相当バッチリでしたから決断しました。

 

よく、「辞める、辞める」って言い続けて、いつまでも居座る人がいます。そんな人を今まで何人も見てきました。

そんな人に限って、現状が居心地が良くなってグチをこぼしながら居座ります。

こういう状態から意識を復活させるって相当難しいと思うんですね。

 

今、現状に不安を感じていたりモヤモヤ感がある場合は、プラスの意味で「終わらせる」ことも全然ありだということをお伝えさせていただければと思って記事を書きました。

私の価値観ではありますが、ご参考にしていただければとても嬉しいです。

 

 

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『不登校・非行・高校退学からの、高校教師。』

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